『アントマン』のエヴァンジェリン・リリー、俳優業引退を発表
日本でも大ヒットしたドラマ「LOST」でメインキャラクターのケイトを演じ、最近では『アントマン』シリーズのワスプ役でお馴染みのエヴァンジェリン・リリー。俳優業を引退することを明らかにした。
今週初めインスタグラムに2006年、ドラマ「LOST」に出演していた頃のインタビュー動画を投稿したエヴァンジェリン。動画の中の彼女は、10年後に何をしていたいかと聞かれると「俳優業を引退して家族を築いていたい」「作家になる」「人道的な意味で人に影響を与えたい」と話している。
エヴァンジェリンは「私は今、自分で描いた展望を生きる喜びと満足感を感じている」とコメント。「当たり前の選択、つまり富と名声から離れることはときに恐ろしく感じるかもしれない。でも正しい行いに足を踏み入れることで恐れは充足感に変わる。いつかハリウッドに戻ってくるかもしれないが、今はここが私の居場所だ」と綴っている。「新たな季節が到来し、心の準備ができた。私はとても幸せだ」。ちなみに彼女はドラマ「LOST」の制作アシスタントを務めていたノーマン・カリと交際。2011年に長男、2015年に次男をもうけ、家族を築く夢はすでにかなえている。
俳優時代、自分のポリシーを貫くことで知られていたエヴァンジェリン。2018年にはドラマ「LOST」撮影中に「部分的にヌードで演じなくてはならない状況に追い詰められる、嫌な経験をした」と告白。このことがきっかけになり、それ以降はヌードシーンをオファーされても断っていると話していた。エヴァンジェリンは現在44歳。どんな人生の第2章を築いていくのか楽しみにしたい。