トリッピアー断念のバイエルン、ガラタサライの右SBブイ獲得に向け交渉中
バイエルンがガラタサライのフランス人DFサシャ・ブイ(23)の獲得を目指しているようだ。ドイツ『スカイ・スポーツ』が報じた。 最近は右サイドバック補強に動いているバイエルン。獲得候補の1人に挙がっていたニューカッスルのイングランド代表DFキーラン・トリッピアーとは個人間で大筋合意に達したが、クラブ間で折り合いがつかず、交渉から撤退したものとみられている。 そんな中、24日に行われたブンデスリーガ第13節の延期分ウニオン・ベルリン戦では、守備の軸の1人であるフランス代表DFダヨ・ウパメカノと右サイドバックも兼任するオーストリア代表MFコンラート・ライマーが負傷。最終ラインに新たな危機が訪れており、バイエルンはブイの獲得に本腰を入れている模様だ。 ブイ本人とはすでに口頭で大筋合意に達しているとのことだが、こちらもクラブ間交渉がネックに。バイエルンが2000万~2500万ユーロ(約32億~40億円)を準備しているのに対し、ガラタサライは3000万~3500万ユーロ(約48億~56億円)を要求しているという。 また、ガラタサライはモロッコ代表DFヌサイル・マズラウィとのトレードや、レンタルでの放出も打診したとのこと。一方のバイエルンはこれを拒否したという。 2021年夏からガラタサライでプレーしているブイは、右サイドバックのレギュラーとして今シーズンここまで公式戦31試合に出場。しかし、25日のスュペル・リグ第22節イスタンブールスポル戦は足のケガのため、欠場していた。
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