『アンダーニンジャ』山﨑賢人主演で実写化 浜辺美波が共演、福田雄一監督で2025年公開
花沢健吾原作の漫画を実写化する『アンダーニンジャ』の主演を山﨑賢人が務め、浜辺美波が共演することがわかった。監督は福田雄一で、2025年1月24日に公開される。 【写真】山﨑賢人が演じる雲隠九郎のビジュアル 本作は、現代社会に潜む新たな忍者像を描いた花沢健吾の漫画『アンダーニンジャ』(講談社)を実写化するもの。2023年には地上波でTVアニメ化された。 本作の脚本・監督は、『銀魂』、『ヲタクに恋は難しい』、『今日から俺は!!劇場版』、『新解釈・三國志』などで知られる福田が務める。 主演を務めるのは、映画『キングダム』シリーズ、『ゴールデンカムイ』シリーズなどの主演を務め、7月にニューヨークで開催された「ニューヨーク・アジアン映画祭 2024(New York Asian Film Festival2024)」にて、The Best from the East Awardを日本人として初受賞した山﨑。演じるのは忍者組織「NIN」の末端であり、ある重大な“忍務”を任されることとなる謎の忍者・雲隠九郎。福田監督とは『斉木楠雄のψ難』、『ヲタクに恋は難しい』に続き3度目のタッグとなる。 さらに、今作のヒロインであり、忍者たちの戦いに巻き込まれていく女子高生・野口彩花を演じるのは、『ゴジラ-1.0』、『もしも徳川家康が総理大臣になったら』などで知られる浜辺。 山﨑とは初共演であり、福田組への本格参加も初めてとなる。 公開されたスーパーティザー映像では、現代の日本で暗躍する忍者たちの姿が映し出される。山﨑演じる雲隠九郎の闘う場面や、浜辺演じる野口の何かを探す様子。そして、刀、手裏剣、忍者アクションと展開される……と、思いきや……? 本作の世界観が伝わる映像となっている。 あわせて公開されたティザービジュアルでは、トレードマークである忍者専用のパーカーを身に纏う主人公・雲隠九郎(山﨑賢人)の姿が全面に写し出されている。 さらに、ヒロイン・野口彩花のキャラクタービジュアルも到着。どこか不機嫌で、気の強さを感じさせる派手目な女子高生・野口の立ち姿が切り取られている。浜辺が金髪姿の役を演じるのは約9年ぶりとなる。 山﨑、浜辺、福田監督、原作者の花沢、フジテレビジョンプロデューサーの若松央樹からはコメントも到着した。 ■lコメント ・山﨑賢人(雲隠九郎役) 元々、原作を読んでいてすごく好きな作品だったので、九郎を演じることができてすごく嬉しいですし、大好きな福田監督とまたご一緒できたことも本当に嬉しいです。 監督は自由にやらせてくれる雰囲気を出しつつ、時には自分から笑いを生み出すということも求められ、独特の緊張感と楽しさを味わえる現場でした。 原作を読んでいた時に「九郎は何を考えているんだろう」と掴めない印象があったので、声のトーンや表情も含め、すごく意識しました。 足技やちょっと人間離れしている忍者独特のアクションもたくさんありますのでご期待ください。 浜辺さんとは初共演でしたが、全力で監督の期待に応えようとする姿が素敵だなと思いました! 撮影はめちゃくちゃ楽しかったですし、本当に面白い作品ができているなという達成感があるので、早くスクリーンで観たいです! ・浜辺美波(野口彩花役) 初めて本格的に福田組に参加させて頂いて、本当に鍛えられました。 自分が何かを得ているのか、何かを失っているのかわからないような感覚になりましたが……(笑)、中途半端にならないよう、とにかくやりきりました! 台本の中から私1人では生み出せなかった発想を福田監督がくださるので、本当に学びになりましたし、楽しかったです。 山﨑さんとは初めてご一緒させていただきましたが、本当に穏やかで、私が何をやっても受け入れて笑ってくださる優しい方でした。 素晴らしいキャラクターたちの魅力が詰まった忍者アクションコメディ映画になっているのではないかなと思います。野口は原作とは少し変わっている部分もありますが、その中でも皆さんに愛して頂けるようなキャラクターになったらいいなと思いながら全力で演じましたので、楽しんでいただけたら嬉しいです。 ・福田雄一(脚本・監督) 賢人くんとまた映画をご一緒出来ること、めっちゃ嬉しいです! 実は以前から賢人くんとアクションヒーローものをやってみたいという気持ちがあって。『斉木楠雄のΨ難』、『ヲタクに恋は難しい』、とノーアクションの映画だったので。笑。 久々の賢人くんとの撮影はやっぱり毎日が楽しくて。そして、賢人くんの雲隠九郎は呆れるほどカッコいい! 浜辺美波ちゃんとは、『スーパーサラリーマン左江内氏』以来。あの頃はまだ10代で初々しかったですが、久々に会った美波ちゃんは別人のようで。明るくて、凛々しくて。撮影中はいろいろと無茶な演技をお願いしてしまって。私、お嫁に行けませんと言われました。笑。 原作は設定が面白い! と思って、読ませて頂いていました。あと、花沢先生の『アイアムアヒーロー』とか『ボーイズ・オン・ザ・ラン』とか大好きだったので、お話頂いた時はめっちゃ嬉しかったです! そして、花沢先生が撮影現場に3回も遊びに来てくださって、その度に出演者のビジュアルの写真とかを観て頂いたり、かなりはしゃぎました。笑。 兎にも角にも、映画は2人がキラキラと輝いた素晴らしい出来に仕上がっています。是非、たくさんの人に劇場で観てほしいです! ・花沢健吾(原作) 苗字ランキング約2700位、漫画家の花沢健吾です。 ついに発表されました! まずはホッとしてます。 たぶん日本の映画界屈指の忙しい人だと思うので、まさかこの役を引き受けてくださるとは思いもよらなかったのですが、実際に撮影現場見学にいったら、そこに苗字ランキング約 650位の山﨑賢人さん、いや山﨑九郎、いや雲隠九郎が立ってました。……感無量です。 苗字ランキング約2650位の浜辺美波さんから頂いた差し入れ、家宝にしたかったのですが、あまりにも美味しそうだったので食べました! 苗字ランキング約40位の福田監督もビックリするくらい心と肩幅が広く、これはとんでもなく壮大な作品になるのではと期待しております。 まだ発表されてない方々もすごい人ばかりで、『アンダーニンジャ』という作品に、これだけの人たちが結集していただけたのは原作者として身に余る光栄です。 続編では、観覧車下での戦いを是非とも映像化して欲しいので、皆さん劇場に足を運んでください! ・若松央樹(フジテレビジョンプロデューサー) 花沢さんの原作に出会ったのは、ずいぶん昔になりますが、冒頭のセットアップの段階から、惚れ込みました。 かつて見たことのない現代忍者設定で、もしかしたらホントにいるかもと思わせる何とも言えないリアリティと、キャラクターのオフビートな造詣に魅せられました。 そしてその魅力を分かち合える「同士」と言ったらおこがましいのですが、以前作品をご一緒した福田監督、そして山﨑賢人さんと意気投合できたことがプロデューサーとして最高に幸せな瞬間でした。さらに、福田組に是非お招きしたかった国民的女優・浜辺美波さんが賛同してくれるという奇跡も重なり、これ以上ない素敵な作品になっていると思います。 未だかつてない山﨑さん&浜辺さんの魅力が満載ですし、原作の壮大なスケール感と心地よい緩さを、福田監督が見事に融合し、世界的にも面白がれるエンターテイメントになっているかと思います。 是非スクリーンでお楽しみいただければ幸いです。
リアルサウンド編集部