死んだカラス5羽に「高病原性鳥インフル」今シーズン初 石川・羽咋市
北陸放送
今月13日、羽咋市内で見つかったハシブトガラスの死体について、石川県は19日、回収した5羽すべてから感染力が強い高病原性の鳥インフルエンザが検出されたと発表しました。 石川県によりますと今月13日、羽咋市内で死んでいるハシブトガラス5羽を回収し、簡易検査の結果、このうち2羽からA型鳥インフルエンザの陽性反応が出ました。その後、茨城県の国立環境研究所で詳しい検査を行ったところ、5羽すべてで感染力の強い高病原性の鳥インフルエンザH5亜型のウイルスに感染していることがわかりました。 石川県内で高病原性の鳥インフルエンザに感染した野鳥が確認されたのは去年2月以来で、今シーズンでは初めてです。県では、カラスの死がいが見つかった場所から半径10キロ圏内を「野鳥監視重点区域」として引き続き監視パトロールを行っていますが、19日までに異常が見られた個体はなかったということです。
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