かけひスポーツパークで太極拳イベントが開催された（写真提供＝懸樋工務店）

　「かけひスポーツパーク（通称＝カケスポ）」（鳥取市布勢）で6月13日～15日の3日間、太極拳イベントが初めて開催された。主催は懸樋工務店（桂見）。（鳥取経済新聞） 【写真】太極拳する参加者（写真提供＝懸樋工務店） 　同施設は、同社の社屋、レンタルスタジオを備えたパーソナルトレーニングジム「PT Body Lab.（ピーティーボディーラボ）」、トレーニングができる「公園」などがある同社敷地の総称。「会社を身近に感じてほしいのがひとつ。あと、企業側から見て、地域と企業の距離は遠くないように見えているが、地域の人からするとあまり接点がない。敷地全体で人が集まるような空間にしていければ」と話すのは同社の懸樋義樹社長。今年4月から、誰でも自由に運動などができるスペースとして無料開放する。 　オープン以降、同パーク内の公園などで早朝から運動する人や歩いている人も見られるようになってきたというが、近隣の人へ「何かニュースを届けよう」と、年齢を問わず誰でも参加できる「太極拳」イベント企画し、公園芝生エリアで初めて開催することになったという。 　期間中、県外から太極拳の講師を招き、参加者は合計で26人が集まった。イベントを担当した総務部の阪本宜之さんは「そこまでハードなわけではないため、初めての人でも参加しやすかったと思う。日常では見かけない風景。ラジオ体操にはない注目を集めるようなポージングなど、通りがかりの人にも、見てもらえれてアピールになった。今後も会社の施設ではなく、普通の公園として利用してもらえるようなイベントを、社内で話し合っていきたい」と意気込む。 　開放時間は9時～22時