色とりどりの花、潮風に揺れる―伊東・NYL
伊東市富戸のニューヨークランプミュージアム&フラワーガーデン(NYL)で、黄色や白、紫色のリナリアが見頃を迎えている。青い海を背景に、パステルカラーの花色とすらりとした花穂が潮風に揺れ、来園者の目を引いている。 リナリアはヒメキンギョソウとも呼ばれるオオバコ科の1年草で、金魚の尾びれのような形をした小さな花を穂先に多く付ける。エントランス付近の花壇に約800株植わり、スタッフによると5月中旬頃まで楽しめそうという。 東京から家族と旅行に訪れた女性は「たくさんのきれいな花に癒やされる。子どもたちの喜んではしゃぐ姿を見られ、来て良かった」と笑顔を見せた。 園内ではルピナスやビオラ、ムルチコーレなども見頃で、春本番の華やかなフラワーシーズンを迎えている。
伊豆新聞デジタル