【熊本競輪・FⅠ】初めて年間ビッグ皆勤賞の小岩大介「気を抜かないように来年も」
<22日・熊本競輪・前検日> 【記者コラム・森川和也の追走一杯】 4月に不惑を迎えた小岩大介(40)=大分・90期=は、9大会ある年間ビッグレース(GⅠ、GⅡ)を今年初めて〝完走〟した。 【競輪】KEIRINグランプリ2024の想定番組と並び 引退した兄弟子(中村大和)の弟子の面倒を見ていたが、無事に127回生として養成所に入所してくれた。「昨年はその弟子を選手にさせようと一緒に練習をした成果が(今年のビッグレース全出場に)出た。それでホッとして、今年はどうなるかと思っていたけど点数が上がりましたね」。前期110.63点で、今期もここまで110.27点と成績は順調に推移している。「ここ何年かで確立した練習方法がある。気を抜かないように来年もそれを継続していきたい」。初日特選はダービー出場を懸けた松岡辰泰をきっちり追走し、九州ワンツーを決めてみせる。 ▼8R(山中秀将)今期は公傷適用だそうだが、「12月に入って調子が良くなってきた」。近2場所で3勝の決定力は魅力的で、7―1―235。 ▼6R(西島叶子)今回地元で優勝するために猛練習。「新しいトレーニングで体の使い方も良くなってきた」と前回からの上積みは十分だ。6―245―245。