永代供養料 7千万円着服、中山寺元財務担当者の男逮捕 「1件ごとに覚えていない」兵庫県警・宝塚署
安産祈願で有名な真言宗大本山・中山寺(兵庫県宝塚市)に納められた永代供養料7770万円を着服したとして、兵庫県警宝塚署は9月30日までに、元財務担当課長の男(51・懲戒解雇)を逮捕、送検した。 男は2017年4月~2022年10月、永代供養を申し込んだ108人から受領した供養料を88回にわたり着服した疑い。 調べに対し、「横領行為をした覚えはあるが、1件ごとの事実は覚えていない」と供述しているという。 捜査関係者によると、男は受け取った供養料の会計処理を偽装し、着服した金を高級料理店での飲食代や投資などに充てていたとみられる。 中山寺は「永代供養を申し込まれた方々の思いを踏みにじる許されない行い。厳しい処罰を求めたい」とコメントしている。
ラジオ関西