元横綱・曙さんの葬儀営まれる 師匠だった元関脇・高見山の渡辺大五郎さんも悲しみ「まだ若く残念。ご苦労さん」
大相撲の元横綱で、4月上旬に心不全のため54歳で死去した曙太郎さんの葬儀が14日、東京都内の斎場で営まれ、生前に曙さんとゆかりのあった約300人が弔問に訪れた。 【写真】葬儀に参列した元高見山の渡辺大五郎さん 初土俵が同期の花田虎上さん(元横綱・3代目若乃花)や、師匠だった元関脇・高見山の渡辺大五郎さんや元大関のタレント・小錦八十吉ら同じ米ハワイ出身者が参列。葬儀は曙さんの遺言で、ダンスや歌が奏でられるなどハワイ式で執り行われた。渡辺さんは「まだ若く残念。ご苦労さんと伝えたい」と悲しんだ。 曙さんは1993年初場所後に初の外国出身横綱となり、通算11度(歴代10位)の優勝を飾った。01年に現役引退し、03年に日本相撲協会を退職して格闘家に転向した。
報知新聞社