危険運転致死罪に問われた被告に懲役15年を求刑
khb東日本放送
2023年4月、仙台市宮城野区で赤信号を無視して交差点に進入し、衝突した車の運転手の男性を死亡させた危険運転致死などの罪に問われている男の裁判で、検察側は懲役15年を求刑しました。
茨城県の無職、本宮龍希被告(25)は2023年4月、宮城野区で乗用車を運転中に赤信号を無視した上、時速約100キロで交差点に進入し車に衝突して運転手の男性(当時61歳)を死亡させた罪などに問われています。 4日のの裁判で検察側は「赤信号になってから車が交差点に進入するまで約13秒あり、見通しも良かった」「信号に従う気があれば相当前で赤信号を確認でき、直前まで見逃すのはありえない」などとして、懲役15年を求刑しました。 一方、弁護側は「パトカーが追い掛けていないか後方を確認していたため、前方の確認がおろそかになった。赤信号をことさらに無視したとは言えず、危険運転致死罪は成立しない」と主張しました。 判決は13日に言い渡されます。
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