6・29に史上初の“都電プロレス”開催!髙木三四郎が鈴木みのるに雪辱宣言「休養前にどうしてもリベンジをしたい」
鈴木「この都電プロレスでオマエのプロレスキャリアを終わらせてやる」
新幹線プロレスの次は都電荒川線プロレスだ!DDTプロレスが5月23日、東京・荒川区の都電おもいで広場で記者会見を行い、6月29日に史上初の“都電プロレス”を開催することを発表した。同大会では髙木三四郎と鈴木みのるがエニウェアフォールマッチで一騎打ちを行う。 【写真】都電の前でにらみ合う鈴木と髙木 都電荒川線(東京さくらトラム)は新宿区の早稲田から荒川区の三ノ輪橋を走っているが、今回戦場となるのは荒川車庫前~三ノ輪橋間の往復区間で、16席限定で生観戦も可能(チケット料金は髙木と鈴木の直筆サイン入りステンレスボトル付きで全席指定2万170円)。 同団体ではこれまで銚子鉄道、千葉都市モノレール、小湊鉄道で列車プロレスを実施。昨年9月18日にはのぞみ号の車内で世界初の新幹線プロレスを行い、鈴木が高木に勝利している。 髙木は「新幹線プロレスで鈴木みのるに負けまして、7月21日で休養するんですが、休養前にどうしてもリベンジをしたいと思いまして、東京都交通局のご協力で都電プロレスが実現することになりました。都電荒川線は1974年に始まりまして、50年の歴史をもつ東京都唯一の路面電車です。正直前回の新幹線は速度285キロのスピードだったので、そこが敗因かなと思います。でも都電荒川線は平均時速13・1キロです。このスピードなら、鈴木みのるに勝てる。必ず勝ってリベンジしたいと思います」とキッパリ。 鈴木は「休養か。7月とか言ってんじゃねぇよ。この都電プロレスでオマエのプロレスキャリアを終わらせてやるから。当日は何系に乗るんだ? これによって作戦が変わるんだよ。8500系? 闘うプランはできている。8500型パイルドライバーでオマエを沈めてやる」と自信満々。 速度を髙木が重要視していることについて、鈴木は「関係あるわけないだろ。どう考えても俺が走ったほうが速いじゃねぇか!ということは俺が走ったほうが速い、プラス都電の速度で髙木三四郎を叩きのめす」とニヤリ。 都電の思い出に関して、髙木は「上京したときには結構乗ってたと思うんで、思い入れのある線です。親しみやすいですし、何より速度が13・1キロ。そこが一番思い出あります」と、鈴木は「都電乗ったことないんだよ。横浜生まれ、横浜育ちで。横浜に路面電車、俺の記憶ではなかった。東京もこっち側に来ることもなかった。まったく初体験。この日で、50年の歴史の都電も終わる可能性がある」と発言。 「路面電車ならではの戦い方を想定しているか?」と問われると、髙木は「実は今まで行った電車系、列車系のプロレスのなかで一番戦う面積が広いんです。この都電荒川線なら、ドロップキックとか、いろんなことができるんじゃないかと」と分析。鈴木は「(目の前を通った)あのおじさんの乗ってる自転車のほうが速かったな。都電ならではの戦い方、やってみなきゃ分からない。ただ、ただで済むと思うなよ。都電と東京都。そして髙木三四郎。俺を呼んでただで終わると思ってんじゃねぇぞ。オマエら、後悔させてやる!」と物騒なコメント。 鈴木が都電に乗ったことがない点について、髙木は「有利ですよ。僕も東京都に30年住んで、都電荒川線に乗ってるのも何十回、何百回とあるわけですよ。なので自分のなかでは、どの駅からどういう風に試合をするのか、なんとなくインプットされています。都電荒川線に乗ったことがないというのが最大の弱点。勝てると思います」とやたらと自信を見せた。 過去、髙木は鈴木とのシングル戦で路上プロレス、新幹線プロレスを含め3戦全敗。髙木の思惑通り、速度の遅い都電荒川線で雪辱を果たせるのか注目が集まる。 なお、同大会の観戦チケットはLivePocketで23日から26日まで受け付けられ、抽選での販売となる。
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