石垣の防災訓練に米軍が初参加 災害時の日米・自治体連携を確認
防衛省は1日、災害発生時に自衛隊と在日米軍が連携して支援活動を行う日米共同統合防災訓練を県内で初めて石垣市で行いました。 【写真を見る】石垣の防災訓練に米軍が初参加 災害時の日米・自治体連携を確認 この訓練は、離島での災害時に自衛隊、米軍と、地元自治体などとの連携強化を図る目的で実施されたものです。 訓練では石垣市役所に救護所が設置され、自衛隊の医療チームと米海兵隊の医師や看護師など7人が負傷者のトリアージや搬送、治療などを行いました。 ▽海兵隊第三海兵遠征軍 ポール・プチェコ報道官 「私たちがお互いに持っている知識を共有し、災害時の支援を強化し、より準備の整った統合部隊となるよう学び、発展させる良い機会です」 あわせて行われた離島統合防災訓練では、西表島や石垣島の北部地区で孤立した観光客を自衛隊のヘリで輸送する訓練も行われ、中山石垣市長や石垣市の職員が観光客役で参加しました。
琉球放送