ウエスタンリーグ15日〔くふうハヤテ4-10オリックス〕ちゅ～るスタジアム清水

　くふうハヤテベンチャーズ静岡は2点リードの9回表、2投手が乱調、オリックスに大量8点を奪われつかみかけた初勝利を逃した。 　くふうハヤテは4回、無死2、3塁から3番ブラウリオと4番福田秀平の連続タイムリーで2点を先取すると、5番倉本の内野ゴロなどで4点をリードした。先発の二宮も、オリックス相手に5回2失点と勝利投手の権利を得てマウンドを降りた。ハヤテは2番手平間が2イニング、3番手田中健二朗が2点のリードを守って9回は昨季BC茨城でプレーした村上航。しかし村上は2者連続四球と味方のエラーで無死満塁のピンチを迎えると、1番野口には押し出し四球。さらに育成の2番河野のタイムリーで2者が生還、3番茶野にタイムリーを許すとつづく打者に四球を与えて無死満塁で降板。村上は1アウトも取ることができなかった。代わった5番手奥田も勢いを抑えられずに9回一挙8失点、初勝利をあげることは出来なかった。

二宮衣沙貴投手

◯愛知出身の二宮衣沙貴投手が好投した。15日の開幕戦は3投手で12四死球を与えたが5回2四球2失点、3回には福永、福田から連続三振を奪った。「緊張はなかった。これだけの観客の前でプレーするのはあまりないので、三振とった時に拍手が起きてうれしかった。5回2失点、最低限の仕事ができました。結果は残念ですが、また抑えられるように頑張ります」