ヴァンラーレ、J2昇格へ始動 12選手が新加入
サッカーJ3のヴァンラーレ八戸は8日、八戸市多賀多目的運動場で今季初の全体練習を行った。2025年はJ参入7季目で、百戦錬磨の石﨑信弘監督が引き続き率いる。J2昇格の目標達成に向け、新たなチームが始動した。 八戸は昨季、終盤まで昇格プレーオフ圏を争い、最終成績は13勝13分け12敗で11位だった。 オフには新井山祥智ら13人がチームを離れた一方、J1でプレー経験があるFW中野誠也やブラジル人MFターレスら12人が加入。粒ぞろいの27選手で長いシーズンを戦う。 初練習には25選手が参加。ランニングやミニゲームで汗を流した。 3季目となる石﨑監督は取材に「攻撃的な選手がたくさん入ってきた。多くの点が取れるチームにしたい」と強調。 8季目で最古参、35歳で最年長となるDF近石哲平は「新しい選手が多い分コミュニケーションを取り、開幕までにしっかり連係していきたい」と力を込めた。 得点力に期待がかかる中野は「挑戦する気持ちで来た。J2昇格に向かって全てを尽くす」と意気込みを語った。 八戸は21日から沖縄県本部町で1次キャンプ、2月7日から千葉県成田市で2次キャンプを行い、同23日に敵地でFC岐阜との初戦に臨む。
デーリー東北新聞社