秋の港町をパレード、軽快な音色が繁華街に 神戸ジャズストリート開幕、13日まで延べ100ステージ
秋の港町に軽快な音色があふれる「第41回神戸ジャズストリート」(神戸新聞社など後援)が12日午前、神戸市中央区の北野坂周辺で開幕した。世界的プレーヤーから学生まで約200人が出演し、延べ約100ステージで観客を魅了する。13日まで。 【動画】神戸ジャズストリート13日まで開催 午前11時、阪急神戸三宮駅北側の「サンキタ広場」で開幕に合わせてパレードが出発し、トランペットやクラリネットなどの音色が繁華街に響き渡った。沿道の観光客らも手拍子などで盛り上がった。 パレードに参加した「ニューオリンズレッドビーンズ」リーダーの池本徳和さん(72)=大阪市=は「お客さんが楽しみ、プレーヤーも楽しむのがジャズの原点。訪れた人にはバンドごとの違いを聴き比べてほしい」と話した。 パレードは13日も午前11時から行われ、有料会場9カ所での演奏は両日とも正午~午後4時40分。北野坂沿いの無料会場(神戸市中央区山本通2)でも13日正午~午後3時40分にステージが行われる。 1日券4600円。学生割引券千円(同区山本通2の本部でのみ販売)。事務局TEL080・3864・2011 (井原尚基)