俳優・田中道子 一級建築士の資格を取得して広がった「夢」
黒木瞳がパーソナリティを務めるニッポン放送「黒木瞳のあさナビ」(3月1日放送)に俳優の田中道子が出演。一級建築士の資格について語った。
黒木瞳が、さまざまなジャンルの“プロフェッショナル”に朝の活力になる話を訊く「黒木瞳のあさナビ」。2月26日(月)~3月1日(金)のゲストは俳優の田中道子。5日目は、今後の夢について― 黒木)超難関の一級建築士の資格を取得されてから、他にもいろいろな資格を取っているそうですが、それをどう活かしていきたいですか? 田中)私はいま女優の仕事と、解体現場に行くような仕事もさせていただいていますが、どちらも心から好きなのです。どちらかを選ぶことができなかったから資格の勉強をしたので、今後は相乗効果があると信じています。いまは社会人でも「リスキリング」として、もう一度勉強し直すことが流行っています。今後、興味があることには二の足を踏まず、いろいろと挑戦していきたいです。 黒木)大変な試験だったと思いますが、お母様にもらった励ましの言葉がたくさんあるそうですね? 田中)いちばん寄り添って話を聞いてくれたのが母でした。「今年は二次試験を受けるのをやめようかな」などと相談すると、「何言ってるの、鉄は熱いうちに打て!」とか、「賽は投げられた!」などと名言を残してくれるのです。 黒木)頼もしいお母様ですね。 田中)頼もしいです。「いろいろなお仕事をしているみっちゃんが見たい」と言ってくれます。 黒木)興味があることはもちろんですが、「これは絶対に無理だ」というようなことにも挑戦していただきたいですね。
田中)歳を重ねてもやっていける仕事だと思っているので、もしかしたら一生、こうなのかも知れません。ずっとやりたいことが周りに溢れていて。 黒木)それはいちばん幸せではないですか。 田中)そうかも知れないですね。いまは学校の施設に興味があって、保育園や幼稚園のデザインをしたいなと思っており、本当に細かい夢が溜まっている状態です。人生を賭けて1つ1つやっていきたいです。 黒木)夢ノートですね。1つずつ叶えていく。 田中)叶えることで、また自分の心のエンジンにもなると思うので。 黒木)夢を叶えることで、幸せになる方がいらっしゃるということではないですか。 田中)そう言っていただけると嬉しいです。 黒木)だから自分もやりがいを持って、大変でも「頑張ろう」という気持ちになれるでしょうし。いいですね。 田中)一級建築士の試験に合格して、やりたいことの幅も広がりました。1つ叶えると、またそこから幅が広がって、どんどん枝状に広がっていくのを負担に思うときもありますが、「贅沢な悩み、幸せな悩みだな」と思いながら、いろいろと人生を模索中です。