日本卓球協会、星野一朗氏を国際連盟副会長に推薦へ 来年5月に役員選挙
日本卓球協会は8日、都内で理事会を開き、来年5月に行われる国際卓球連盟(ITTF)の役員選挙で、星野一朗氏を副会長として推薦することを決めた。現在、ITTFで副会長を務めている前原正浩氏が最大3期12年と定められている任期満了により、退任が決まっているため。 ITTFの役員は227の国・地域による投票で決まる。副会長は7枠で、日本としてITTF内での発言力を高めるためにも重要な位置付けとなる。現在は日本協会の副会長を務める星野氏は「7人に入れるように頑張りたい」と語った。 また、理事会では2023年度の日本協会の登録会員が若干減少したことを踏まえ、「普及対策プロジェクト」をたちあげることも決めた。一般会員は増えているが、小中学生で減少しており、宮崎義仁専務理事は「今後は毎年減るのではないかという危機感がある。早急にプロジェクトをたちあげ、そこに歯止めをかけたい」と語った。
報知新聞社