「弱い」政治家が国を壊す 2025年の日本と世界を占う USスチール買収禁止、韓国大統領拘束令状…新年早々「困った」ニュースばかり
「少なくとも改選議席の与党の過半数割れは実現し、そしてもっと大きな目標としてはさらなる与党の過半数割れに勢いをつけていくように頑張っていきたい」と述べたのだ。これはおそらく非改選を含めた過半数割れは現時点ではハードルが高いということなのだろう。
もし参院選で与党が過半数確保できるなら、自民党内は「このまま石破首相で行くか」ということになる。「石破おろし」はないし、決定力のない立憲民主党も内閣不信任案は出せないはずだ。そして、その後も「熟議の国会」ならぬ「ベタ降り国会」で、「給食費無償化」などの野党のバラまき案の丸飲みが続くのではないか。
日本の内でも外でも「弱い」政治家が保身のために国を壊さないか、2025年はしっかり監視する必要がある。 (フジテレビ客員解説委員 平井文夫)