相次ぐ物価上昇は「スタグフレーション」の前触れなのか
アメリカでは原油価格の高騰に、人手不足などインフレが進行しています。これは好景気が要因のインフレなのか、不況下のインフレなのか、気になるところです(写真:FamVeld / PIXTA)
日本株式市場もアメリカ株式市場も9月までの決算がほぼ出そろっており、全体的に好調な決算となっている。株価は好調な決算をすでに織り込んでおり、積極的に上値を買い上がるわけではないが、堅調な地合いといってよいだろう。 足元の懸念材料としてインフレ懸念が取りざたされている。原油価格の上昇に見られるように、物価の上昇が景気の腰を折るのではないかという懸念だ。加えてインフレの加速を防ぐために、利上げが行われればそれこそ企業業績に大きな影響が出てくるだろう。
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清水 洋介