”舘さま事件”が引き金に…SixTONESとSnow Manに浮上する「TOBE加入」の現実味
10月30日、「SMILE-UP.」(旧ジャニーズ事務所)の東山紀之社長が、新エージェント会社の社長就任を辞退したと報じられた。これにより、他事務所に移籍するタレントやグループが続出するのではないかといわれている。 【画像】すごい!極秘交際中の岡田准一と蒼井優のスーパー買い物ツーショット! 10月24日深夜、そのSMILE社から独立し、個人で活動していくことをファンクラブの会員サイトで発表したのは「嵐」の二宮和也だった。 独立発表後、冠番組『ニノさん』(日本テレビ系)の現場に一人でやってきたことや、HP作成に実姉の手を借りることなどが報じられている。それに対し、SMILE社は、 《(タレントの仕事の交渉代理などを行う)新会社と本人の対話を継続し、合意が取れれば改めて契約を結ぶ可能性もある》 と、読売新聞の取材に答えていた。先に退所を発表している元「V6」の岡田准一は、個人事務所を設立する予定だというが、彼らがフリーのままで芸能活動を続けていく可能性は低く、事務所を探しているのではないかともいわれている。そんな中、気になるのが、旧ジャニーズ事務所を退所した“辞めジャニ”最大の受け皿となっている滝沢秀明氏率いる「TOBE」の存在である。 元「V6」メンバーの三宅健が7月2日に加わったのをきっかけに、旧ジャニーズ事務所を退所したタレントが続々と合流。その数は、現在13名。 そして、 「今最も移籍の噂が絶えないのがTOBE設立当初からその可能性を指摘されていた『SixTONES』と『Snow Man』(2つのグループを略して“ストスノ”)です」 とはテレビ誌のベテラン編集者だ。 「SixTONES」のメンバーは’12年に放送されたドラマ『私立バカレア高校』(日本テレビ系)に出演し、大ブレイク。当時は「新しい地図」の現代表、飯島三智氏の班にいたこともあり、「SMAP」の東京ドームコンサートのアンコールなどにも出演。彼らがゴンドラに乗って登場した際、「SMAP」への歓声よりもファンが沸いたこともあったという。 「次のデビューは彼らだと言われるも、ジャニー喜多川氏がなかなか首を縦に振らず、グループ名もつかない時代が長かった。最終的に、滝沢氏がデビューに尽力したのは有名な話です」(前出・編集者) メンバーには、覚せい剤取締法違反で逮捕された田中聖(元KAT-TUN)の弟、田中樹がいたり、喫煙報道後、退所をした森本龍太郎(元Hey! Say! JUMP)の弟、森本慎太郎がいる。 芸能界の大物に愛されるジェシーは、’22年10月期、市川猿之助とドラマ『最初はパー』(テレビ朝日系)で共演し、誰もが知るほどの親交を深めた。しかし、市川容疑者は現在、母親と父親に対する自殺幇助の罪で起訴されており、ジェシーの経歴にミソをつけたような状態だ。 「そうした“しがらみ”から解放されるためには旧ジャニーズ事務所から新事務所への移籍よりも、『TOBE』へ合流したほうが何かとスッキリするのではないかという見方をするマスコミは少なくありません」(スポーツ紙デスク) 一方、Snow Manの場合はどうか。 「Jr.ファンの間で『兄組』と呼ばれた『SixTONES』と『Snow Man』、『Travis Japan』に加え、『Love-tune』(現・7ORDER)の4組は『デビューはない』と事務所幹部から直接言い渡されるほど期待されていませんでした。その中でも、ジャニー氏は『Snow Man』をほとんど推していなかった。 ただ、滝沢さんとは、『滝沢歌舞伎』や『滝沢演舞場』での共演が多く、20代半ばを過ぎたメンバーのことをとても心配していました。そこで、6人時代の『Snow Man』に、ラウール、目黒蓮、向井康二を電撃加入させました。その采配は見事に当たり、人気でもCD売上でも『Snow Man』が『SixTONES』を逆転することになったのです」(前出・デスク) そして、ここへ来て、彼らのTOBE入りの噂を加速させているのが、先日、『文春オンライン』(10月22日配信)で報じられた“舘さま事件”だ。 “舘さま”こと「Snow Man」の宮舘涼太が、嵐の松本潤主演の大河ドラマ『どうする家康』(NHK)に出演が内定し、衣装合わせの寸前まで話が進んでいたにもかかわらず、松本が「まだ大河に出る器じゃない」と切り捨てたことで宮舘の出演は見送られ、別の俳優が起用されたと報じられたのだ。 「『Snow Man』では目黒が主演級の俳優となり、岩本照も映画で主演していますし、向井は岡田准一版『白い巨塔』(テレビ朝日系)に出演した際、高評価を得ています。宮舘は大河ドラマに出演することを目標としていて、事務所も懸命にスケジュール調整をしていたそうなので、直前でこのようなことになり落胆していましたね。 ストスノがデビューする前、『ジャニーズアイランド』の社長に就任した滝沢氏は、新たに『Jr.名鑑』を作って、各局に営業して回っていたのです。自身も大河ドラマの『義経』に主演していますから、『滝沢くんがトップだったら、舘さまは大河に出られたかもしれない』と言っているスノ担もいましたね」(前出・デスク) 「デビューはない」とされてきたストスノをデビューさせ、その後も、自ら営業をし続けてくれた滝沢氏への信頼は厚い。新エージェント会社と所属タレント一人一人との話し合いは、全員一律のルールというような性質のものではないという。 「Snow Man」と「SixTONES」の中で、尊敬する滝沢氏がトップの「TOBE」移籍という選択肢は日に日に膨らんでいるのかもしれない。
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