「パンチパーマの人が好き」…18歳女性死体遺棄の元交際男性「妻を殴って骨折」戦慄の家族トラブル
18歳の女性はなぜ命を奪われ、山中に捨てられたのか――。 11月27日、奥多摩にほど近い山梨・小菅村の山林で東京・江戸川区の会社員・野本結梨香さん(当時18)が全身バラバラの遺体となって発見された。警視庁は遺体発見の翌日、八千代市(千葉県)の会社員・堀俊哉容疑者(30)を、12月1日には野本さんの交際相手で江戸川区に住む渥美遼馬容疑者(31)をともに死体遺棄の容疑で逮捕した。 【画像】「パンチパーマの人が好きっ」と言われ惚れた彼女を全身バラバラに…元カレ「戦慄の素顔」写真 「野本さんは6月7日から行方がわからなくなっており、11月4日に行方不明者届が提出されたことで捜査が開始されました。堀容疑者は警察の調べに対し死体遺棄容疑を認め、『(渥美容疑者に頼まれて)一緒に運んだ』などと供述しています。渥美容疑者も容疑を認めていますが、野本さんの死因はまだ不明です。渥美容疑者と堀容疑者は、高校の同級生だった」(全国紙社会部記者) 渥美容疑者は都立板橋高校を中退後、職を転々としながら、地元で飲み歩く生活を送っていた。2年前に、居酒屋で知り合った年上の女性と結婚。しかし、1年ほど前から別居状態にあり、妻は出身地である九州に戻っていったという。 野本さんとは4月頃に渥美容疑者が街で声をかけたことで知り合い、意気投合したようだ。5月上旬には、渥美容疑者は野本さんと交際を開始したことを親族に明かしていた。その際、「(野本さんから)私、パンチパーマの人が好きなんです」と言われたことも親族に自慢していたという。
渥美容疑者行きつけのカラオケスナックのママが、犯行前の二人の様子を本誌に明かす。 「遼馬と堀は、2回ほど一緒にお店に来たことがありますよ。遼馬はここ2年間、週に2~3回来ていました。堀のことは『仕事仲間なんだ』と紹介しており、二人はかなり親しそうに見えました。 遼馬は正義感の強い一面があります。一度、店で酔って女の人にしつこく絡んでいた客を注意したことがあるんです。そうしたら、遼馬に注意された客が『表に出ろ!』とヒートアップして、それに遼馬が応じて喧嘩沙汰になってしまいました」 スナックでは可愛がられていた渥美容疑者だったが、一方でカネにだらしなかった。渥美容疑者の親族はこう明かす。 「私は遼馬に駐車場を貸していたのですが、その料金の支払いが遅れがちだったんです。遼馬は水道工事の仕事をしていました。一人親方のような感じなので、毎月決まった収入はありません。 ある程度仕事をしてお金が貯まると毎日ゴロゴロして、カネが無くなるとまた働く生活でした。遼馬からは、6月16日に『駐車場の料金を払います』と連絡がありましたが、払いに来ませんでした。17日以降は連絡がつかなくなっていたので、何かあったのかなと思っていたんですが……」 また、渥美容疑者は、過去に家族に大怪我を負わせる暴力沙汰を起こしていた。渥美容疑者の友人が明かす。 「以前、奥さんと殴り合いの喧嘩になった時に骨折させてしまったこともありました。奥さんは気が強い人なので応戦したそうですけど、遼馬のような男に殴られたら怪我するのも当然です」 一度怒りに火がつくと、相手が誰であっても手が出てしまう性格だったようだ。 「渥美容疑者は野本さんに相当惚れ込んでいたようで、自分と野本さんが頬を寄せ合っている写真をLINEのプロフィール画像に設定している時期がありました。自宅にも頻繁に野本さんを連れ込んでいたようです。警察当局は、二人の間に交際を巡るトラブルがあり、それが野本さんの死因に関係があるとみて捜査を進めています」(前出・全国紙社会部記者) 渥美容疑者の身勝手な感情の矛先が、野本さんに向けられてしまったのだろうか。 『FRIDAY』2023年12月22日号より
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