広陵高の最速148キロ右腕・高尾響がプロ野球志望届提出 変化球の制球力をプロも評価
プロ注目の右腕、広島・広陵高の高尾響投手（3年）が今秋ドラフト会議の指名対象となる「プロ野球志望届」を24日に提出し、日本高校野球連盟の公式ホームページに公示された。ドラフト会議は10月24日に開催される。 高尾は172センチ、73キロ、右投げ右打ちで上背には恵まれないものの、最速148キロのキレの良い速球にスライダー、カットボールなどの制球力がプロにも評価されている。甲子園には2年春（2022年）から4季連続出場し、自身通算5勝（3敗）をマークした。最後の夏は3回戦で、198センチ左腕の藤田琉生投手（3年）を擁する東海大相模に敗れた。 甲子園終了後には高校日本代表に選出され、台湾で開催された「第13回BFA U―18アジア選手権」に出場し、初戦の香港戦で先発。2イニングをパーフェクトに封じた。決勝の台湾戦ではリリーフで1イニングを無安打も1失点（自責点0）だった。 186センチで最速149キロの大型右腕、福岡大大濠の柴田獅子（れお）投手（3年）も同日に提出し、高校生は合計124人となった。
中日スポーツ
