美の進化が止まらない!MEGUMI「メスは入れないって決めています」
『キレイはこれでつくれます』(ダイヤモンド社)』が50万部の大ヒット。俳優にして、令和のビューティミューズとの呼び声が高いMEGUMIさんとVOCE連載「女のはしょり道」で自身の美と向き合う大人気漫画家・伊藤理佐さんの対談が実現。 〈画像〉MEGUMI×漫画家・伊藤理佐の「対談ショット」
美の進化が止まらなすぎて、整形説まで囁かれているMEGUMIさんが断言! 「メスは入れないって決めています」
MEGUMI 先生、私の書いた美容本(『キレイはこれでつくれます』/ダイヤモンド社)を読んでくださっているそうですね。今日もお持ちいただいているとか。 伊藤 見てください、この本のヨレヨレ感! たっぷり詰まっている美容情報のどれをやるか、パッと適当に開いて決めるのが楽しくて。そんな占い本みたいな使い方をしていると、どきどきMEGUMIさんの“ボイン”のバディ写真に遭遇して目の保養もできちゃう~。へへへ。 MEGUMI 自分でも美容に取りつかれている、と思うことが多々あります(笑)。なんでもチャレンジするから、どんどん情報が増えちゃって……。実は、また新しく美容本を出させていただきました。『心に効く美容』(講談社)というタイトルで、疲れているときや辛いときに自分の美容法や思考法が誰かの役に立てばいいなと思って。 伊藤 それだけのケアを積み重ねているのだから、その美しさも納得しちゃう。でも、ひとつ聞いてもいいですか? 自分のキレイに飽きませんか? もっと……ってなったりしないのかな、と。あくまでも世の一般論ですけど、美容を突き詰めすぎて、行きすぎてしまうケースもあるじゃないですか。 MEGUMI 整形もそうですよね。でも、私はやらないって決めているんです。今ってメスを入れなくても自信が持てるようになれるくらい美容が発達しているじゃないですか。レーザーなどの美容医療や化粧品もインナーケアも。そういう自分を土台として時の流れに抗うことはするのだけれど、違う誰かになるようなことには興味がありません。 伊藤 役者さんだから、いろいろな人を演じられなくなったら、という考えもあってですか? MEGUMI もちろん、それはあります。顔が気になって話が入ってこない……みたいなことになっては困りますから。それに、きちんと朽ちていくという覚悟をしています。モニカ・ベルッチのように、歳を重ねているけどエロいというのが理想の未来図なんです。 伊藤 朽ちる覚悟はあるけど、朽ち果てはしない! MEGUMIさんの美容との向き合い方は、“自己ベスト”を更新するようないい温度感を保ちながら継続できるのはスゴイところですね。 MEGUMI 20代後半にグラビアやっていたときには日焼けオイルを塗るだけで、メイクも落とさず寝るような生活だったので、肝斑も出たし、ほうれい線も深くなって。「劣化した」と世間から囁かれたという暗黒期にしっかり傷ついたのがよかったのかも。私の場合、なにもやらないと、あの頃の“地獄”に戻るということがわかっていますからね。 撮影/嶋田礼奈 ヘア&メイク/松本智色(MEGUMIさん) 金澤美保(伊藤さん) スタイリング/斉藤くみ(MEGUMI)さん 取材・文/金子優子 Edited by 中田 優子
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