彼女の日産「シルビア」は走行20万キロ! 「ボメックス」から「ファイナルコネクション」にエアロを変更した理由とは
日曜の朝に開催されるモーニングミーティング
東京のA PITオートバックス東雲では毎月1回、日曜の朝にモーニングミーティングを開催しています。2023年9月17日のテーマは「女性オーナー」で、会場には軽からアメ車までノージャンルのクルマが朝から集合。内容は集合写真の撮影以外はとくに決まったものはなく、ゆったりとお互いの愛車を見ながら交流するのがおきまりです。そんな会場から気になったオーナーに話を聞いてみました。 【画像】インテリアはスポーティに演出! 日産「S15シルビア」を見る(12枚)
弟さんと共同で所有
トヨタ「アリスト」のカスタム進行中で、この日は日産S15型「シルビア オーテックバージョン」に乗ってきたMaikoさん。大学生時代に購入し、一時は弟さんに譲ったものの現在は共同で所有しているクルマなのだとか。 「購入したのは大学2年生なので、20歳頃ですね。購入した時はボメックスのエアロが付いてマフラーも柿本がついてる状態でした。3年くらい自分で乗って、弟が免許をとったタイミングで譲ったんですが、その弟がもう1台シルビアを買ったので、これは2人で乗ろうって」
走らせる楽しさを教えてくれるクルマ
ところでMaikoさん、学生時代にシルビアを購入したわけだが、弟さんと共同所有とはいえ現在も手元に置いているシルビアの魅力はなんなのだろうか。 「学生の頃にひと目惚れして乗って、これだ! って思えたクルマだったので。いつまでたっても、自分で動かす楽しさや、走らせる楽しさを教えてくれるところですね。買った時にはすでに17万kmの老体で、今20万kmを超えちゃってるんですけど、買った頃から劣化が激しかったので、弟に渡ると『俺がキレイにする』って、ファイナルコネクションのエアロに変えていました」
惜しまず限界まで走らせたい
購入時から変更された部分は、前記のファイナルコレクションのエアロパーツ、ノーマルボンネット、補強なしで歪んでいたGTウイングの取り外し、ノーマルホイールへの変更など、あえてスポーティさを抑えてシンプルな方向で進めているという。 逆に室内はステアリングを変更し、エアコンの吹き出し口に3連の追加メーターをセットするなど、スポーティな演出が施されている。このシルビアに関して現在は弟さんが主導しているようだが、今後Maikoさんが手を加えるとしたらどんな方向性を考えているのだろうか? 「エアロを入れてもうちょっとスポーティにしたいですね。シンプルでカッコいいシルビアも好きなんですけど、やっぱりあの頃に乗ってたシルビアがちょっと名残惜しいというか。走ってなんぼのMT車なので、やっぱり走れる仕様でカッコよくっていうのをやっていけたらなと思ってます」 「あとは、これから壊れてくる部分とかもあるので、レストアじゃないですけど少しづつキレイに直していけたらとも思っています。車両価格もパーツ代も上がっていますが、そこは惜しまず限界まで走らせるつもりです。好きなクルマなので、頑張ろうかなって」
近藤浩之