ガンバレ!光星 初戦に向け練習熱く /青森
<第91回センバツ> 第91回選抜高校野球大会(毎日新聞社、日本高校野球連盟主催)に出場している八戸学院光星の選手は25日、広陵(広島)との26日の初戦に向け、大阪府高槻市内の野球場で最終調整を行った。 【熱闘センバツ全31試合の写真特集】 11日に関西入りして以降、10試合以上の練習試合をこなして準備を進めてきた光星。最終調整では、守備練習で野手の動きを確認したほか、右・左腕がそろう広陵の投手陣を想定し、右投げと左投げの投手を置いて、打撃練習などに取り組んだ。 ライナー性の打球や外野手の頭を越える一打が飛び出すたびに、「いいねー」「もう一本」と掛け声が飛んだグラウンド。約2時間汗を流した武岡龍世主将(3年)は「(関西入り後)どん底だった調子が徐々に上がってきて、最後は闘争心をむき出しにしっかりとバットを振ることができた」と話した。【北山夏帆】 ◇応援隊130人が甲子園へ出発 八戸 広陵(広島)との初戦に向け、八戸学院光星の生徒ら約130人の応援隊が25日、八戸市の同校からバス4台に分乗し出発した。教職員らに見送られて、兵庫県西宮市の阪神甲子園球場に向かった。 出発式で、小野崎龍一校長は「全国制覇を目指す選手たちの覚悟に声援を送り、まずは1勝の願いを達成させたい。一丸となって応援しましょう」と激励。生徒代表として、2年生の紫葉美玲さん(17)は「勝利のため、精いっぱい応援して、1回戦を突破させてきたい」と決意を述べた。 吹奏楽部員でトランペットを担当する2年生の大道真以さん(17)は「選手の支えになれるような演奏をしたい。全国制覇を目指して頑張ってほしい」と話した。【塚本弘毅】