「彼は次のキリアン・ムバッペになるだろう」 バイエルンが獲得した "ネクストスター候補"の17歳に集まる注目
わずか15歳でプロデビューを果たした神童
バイエルンはオーストラリア1部のアデレード・ユナイテッドに所属するU-17オーストラリア代表FWネストリ・イランクンダ(17)の獲得を発表した。 イランクンダは、アデレード・クロアチア・レイダースの下部組織で才能を発揮させると、2020年にアデレード・ユナイテッドの下部組織に加入。リザーブチームでのスタートとなった同選手は26試合で12ゴールを決めた後に初のプロ契約をオファーされた。 2022年1月、メルボルン・ビクトリー戦で15歳333日でデビューし、リーグ史上6番目の最年少選手となった。 同年1月の下旬にはFKからプロ初ゴールをマークし、将来が注目を集めていた選手の1人だ。 一時はチームのミーティングに遅刻するなどの素行の悪さが目立ち、1カ月の出場停止処分が下されたり、ピッチでの乱闘などの問題を起こす時期もあったが、今回バイエルンと契約する形となった。 ネクストスター候補のイランクンダとの契約を受けて、ファンはSNSにて、「フットボール界の次なる大物だ」、「彼は次のキリアン・ムバッペになるだろう」、「この男はこの調子を維持すれば数年後には20倍の価値があるだろう」 などと喜びの声を投稿している。 英『Daily Mail』によると、移籍金は約285万ポンド(約5億70000万円)ほどになるようだ。加入当初は10代であったDFアルフォンソ・デイビスやFWジャマル・ムシアラのようにイランクンダがチームの主力に食い込んでいけるのかどうか注目を集めている。 イランクンダは2024年の7月に正式にバイエルンに加入する形となる。
構成/ザ・ワールド編集部