5月の倒産11件 和歌山県内、負債総額5億8300万円
東京商工リサーチ和歌山支店は、5月の県内倒産状況(負債額1千万円以上)をまとめた。倒産件数は11件、負債総額は5億8300万円だった。紀南関係では田辺市の建設業が倒産した。 【4月の倒産6件 和歌山県内、負債総額2億9900万円の記事はこちら】 倒産件数は昨年5月より4件、前月より5件多かった。負債総額は昨年5月の約3倍、前月の約1・9倍となった。同支店は「物価高の継続による価格転嫁の遅れなど経営環境は厳しく、倒産は増加傾向となっている」としている。 産業別ではサービス業他が8件、建設業と製造業、運輸業が各1件。新型コロナウイルス関連での倒産は4件あった。市町村別では和歌山市5件、紀の川市2件、岩出市とかつらぎ町、有田川町、田辺市が各1件。
紀伊民報