【一問一答】山本由伸 1失点の力投 WS初勝利「すごく集中していた。どんな形でも全員で勝てるように頑張りたい」
<2024年10月26日(日本時間27日)ロサンゼルス・ドジャース 対 ニューヨーク・ヤンキース @ドジャー・スタジアム> 【動画】大谷翔平は道具も異次元だった!元メジャーリーガーが驚愕スペックを熱弁 ドジャースが本拠地でヤンキースに4-2で勝利し、2連勝とした。ドジャースの先発・山本由伸投手(26)が7回途中86球を投げ、ソトのソロアーチ1本だけに抑える1安打1失点の力投を披露。 ワールドシリーズ初勝利を飾った。日本人のワールドシリーズ勝利投手は、2007年のレッドソックス・松坂大輔以来2人目となる。
<山本由伸 一問一答>
――勝利投手になった今の気持ちは? とにかく今日の試合に勝てたので、本当にうれしく思います。途中、ホームランで追いつかれましたけど、追加点を取ってもらってリードを守り切れたことがよかったかなと思います。 ――ワールドシリーズのマウンドはいかがでしたか? すごくうれしさもありましたし、試合が始まるのに向けてすごく集中していました。 ――好投の要因は? 高さだったり、コースだったり、そういう細かい所まで意識して投球できました。 ――投球フォームでタイミングを変えたり工夫しているように見えました 1回からいい感覚では入れたんですけど、途中で少しストライクが入らなかったり、そういうのがあったので毎イニング、イニング間に冷静に調整してまたマウンドに上がって、いろいろ試行錯誤しながら何とか一人一人抑えられたと思います。 ――長いイニングを投げられた要因は? ストライクゾーンで勝負できていたと思いますし、一人一人しっかり抑えていけたのでそれが長いイニングを投げることにつながったと思います。 ――ソト選手に本塁打された球は厳しいボールでしたが インコースの直球だったんですが、うまいこと打たれてしまったので、バッターがすごかったなと思います。まだ同点だったので、次のバッターに切り替えて向かえたのが良かったのかなと思います。 ――ジャッジ選手との対戦(3打数無安打2奪三振)はどういうことに気をつけましたか? 本当にパワーがありますし、打線の中でも特にいい打者のひとりなのですごく注意して投げましたし、厳しい所を狙って投げていきました。 ――負傷者リスト入りする前と比べて今の状態は? IL(負傷者リスト)に入る前と同じくらいには戻せましたし、その後試合を投げていけたのでよりいい状態になっているかもしれないです。 ――自分の投げたいボールとデータとのバランスはどうですか? データだけが100%ではないので、試合の中で自分のいいボールとその日によってキャッチャーのウイル(スミス)とコーチと相談しながらデータも使いながら(やってます)。いいコミュニケーションを取りながら今日は投げられたので、いい結果になったと思います。 ――降板時のスタンディングオベーションや「ヨシ」コールについて 監督がマウンドに来た時は少しほっとしたじゃないですけど、集中している状態から少しリラックスというか、そういう気持ちになりました。ベンチに帰る時の声援はすごくうれしく思いました。 ――3戦目から3試合は敵地での試合になります とにかくあと2つ、どんな形でも全員で勝てるように。チーム一丸となって戦えてますし、この調子でみんなで頑張りたいと思います。 テレ東リアライブ編集部
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