ヨーカ堂、衣料品てこ入れ アダストリアが専用ブランドを供給
総合スーパーのイトーヨーカ堂は24日、アパレル大手アダストリアが手がけるヨーカ堂専用の衣料品ブランドを本格展開すると発表した。衣料品をてこ入れすることで、事業の軸である食品売り場の集客にもつなげたい考えだ。 【写真】「FOUND GOOD」の売り場に立つアダストリアの小林千晃執行役員(左)とイトーヨーカ堂の梅津尚宏執行役員=2024年4月24日、東京都江東区、井東礁撮影 ブランド名は「FOUND(ファウンド) GOOD(グッド)」。ヨーカ堂が集客を図りたい30~40代の若いファミリー層がターゲットで、中価格帯の衣料品や生活雑貨などを幅広くそろえる。 アダストリアは「グローバルワーク」など若者向けのブランドを展開している。今回はヨーカ堂専用ブランドの商品を開発・生産するほか、売り場作りの提案や、ヨーカ堂の従業員に対する接客の研修も行う。
朝日新聞社