野口健さん、半袖&キャリーケースでの富士登山に絶句 「明らかに軽装な登山者に関し『登山禁止』にした方がいい」
登山家の野口健さんが2日、自身のX(旧ツイッター)を更新。1日に山開きされた富士山(3776メートル)で、軽装の登山者が一部で見受けられたことに関して「半袖シャツにキャリーケース姿の人がいるとは」などと憤りをつづった。 富士山は、1日に山梨県側登山道「吉田ルート」が開かれた。夜通しで山頂を目指す「弾丸登山」や事故を防ぐため、5合目でゲートを運用。午後4時から午前3時まで山小屋予約者以外の入山を封じ、登山者上限は1日当たり4000人に規制。通行料2000円の支払いを義務化した。山開き初日のニュースはテレビ各局などで取り上げられた。中には予約制度を知らなかったり、半袖シャツ姿でキャリーケースを引いて登山しようとしたりする外国人も報じられた。 野口さんは「富士登山に挑む前に既に高山病に侵され冷静な判断能力を失っているのか、単なるおつむの弱い人なのかは分かりませんが、来年以降、服装や装備をチェックしなければならないのかも」とあきれた様子。野口さん自身がマッキンリー登山に挑む前、装備チェックを受けた経験を踏まえて「いずれにせよ富士山のような山に関しては明らかに軽装な登山者に関し『登山禁止』にした方がいいのでしょう。その為に法改正が必要ならやればいい」と問題提起した。 フォロワーからは「法改正を強く望みます」「軽装での登山者は入山禁止でいいと思う」「入山料高くして検査員が必要ですね」などと野口さんに賛同する投稿のほか、「こんな事をしていると、入山全面禁止になっても不思議ではないと思います」と危惧する投稿も寄せられた。
中日スポーツ