発酵食について勉強中。味噌を選ぶ時にも気をつけていること【40代ライフスタイル】
二十四節気の節目を意識しながら日々思うことをエッセイと近況スナップで綴るモデルSHIHOの「SHIHO’s FLOW LIFE」、今回は春分。エネルギーに満ちあふれる時期です。食への関心が高く、去年から発酵食について学んでいるSHIHOは、味噌を選ぶ時にも気をつけていることがあります。 【写真】40代のライフスタイル
春分
しゅんぶん。3月20日~4月3日。太陽が真東から真西へ沈み昼と夜の長さが同じになるのが春分の日。春の彼岸は春分の日を中日に前後3日間を含めた7日間。桜前線が日本列島をかけあがる時期。自然がエネルギーに満ちあふれる季節。
「春分」を迎え、いよいよ本格的な春の到来! 今年は早々に花粉症に見舞われ、くしゃみの連続。サランも花粉症が発症してしまい、ふたりで目をこすっています。 花粉症にいい食材といえば、乳酸菌の多いヨーグルト、食物繊維を多く含むキノコ類、ごぼう、海藻、蓮根、ビタミンDが豊富な青魚、カカオポリフェノールが含まれるチョコレート、カテキンの緑茶、梅干しなど。ほかにもお味噌汁を毎日いただくといいとか、水素吸入がいいとか、いろいろ聞きますが……。 結局は、花粉が大量に飛ぶと、どうしても反応してしまうから、もう気にせず、ズルズルしています。案外、病は気からで、そんなもの!と受け入れると気にならなくなるものなんですよね。花粉症に関係なく、この季節の旬の食材といえば、白魚、さより、いいだこ、絹さや、つくしなど。漢方の考え方でこの時期とるべき食材は、しそ、菊菜、椎茸、うどなどが、呼吸機能や胃腸強化、抗菌、血行、デトックスに寄与し、春のストレス改善を促してくれるそう! 私が個人的に注目しているのは発酵食です。去年から少しずつ勉強を始めているのですが、発酵は世界に誇る日本の食文化。腸には脳に次いでたくさんの神経細胞があって「第二の脳」と呼ばれていて、腸の環境を整えてくれる「腸内細菌」の善玉菌を増やすには発酵食が一番! 「幸せホルモン」と呼ばれるセロトニンは、大部分が腸で作られていて、腸の調子次第で、体調も肌も心にも影響があるって知っていました? そして発酵といえば味噌ですが、ちゃんと発酵している味噌って本当においしいんです! 160種類もの微生物が含まれていると言われる味噌ですが、元気で活発な微生物がたくさん生きている味噌でなければ「本物のみそ」とは言えないそう。意外と知られていないですが、発酵が止まってしまっている味噌があるようです。買う時に注目したいのが、味噌の原材料が「米、麦、大豆、塩」とシンプルであること、加熱処理されていないこと、アルコール(酒精)殺菌されていないこと、パッケージに呼吸口がついていること、無添加で、天然醸造、生味噌であることがポイント。 最近、味噌を手作りするのが流行っていますが、皆さんはどんな味噌を使っていますか? 私は、発酵の先生からおすすめしてもらった、備前長船 名刀味噌本舗 謹醸の“あま味噌”と“玄米麴味噌”、あとは、大本山永平寺御用達の“馬鹿ばやし”の3種類をミックスして使っています。味噌でお味噌汁の味が断然変わるので、大事。ご飯にキムチや納豆をのせて、味噌汁を入れてぶっかけで食べるのがすごーく好きで。今、発酵の先生とぶっかけおじやのいろいろレシピを考案中。皆さんに早くお披露目できる日が来ますように!