ボランティア ⇒ 金メダリスト 射撃グアテマラ代表選手のサクセスストーリーが「すごすぎる!」と話題に【パリ五輪】
日本時間7月31日に行われた射撃 女子トラップ個人で金メダルを獲得したグアテマラ代表のアドリアナ・ルアノ・オリバ選手(29)のサクセスストーリーが多くの人の心をつかんでいます。 【写真12枚】ボランティアから金メダル!射撃グアテマラ代表アドリアナ選手の写真を見る
グアテマラ史上初の金メダルを獲得した国民的ヒロイン
オリンピックレコードとなる好記録をマークし、グアテマラで史上3個目、そして初となる金メダルを獲得したアドリアナ・ルアノ・オリバ選手(29)。 しかし、その道のりは人々の想像を絶するものだったことを、五輪の公式インスタグラムが紹介しています。 元々は、体操の選手として日々のトレーニングに励んでいたというアドリアナ選手。 しかし、2012年のロンドン五輪を前に背中を負傷してしまいます。 体操選手の夢を絶たれた彼女ですが、そんな中で出会ったのが射撃。 2014年に自身の新スタグラムに投稿した写真には、「#loveit」(これが好き)というハッシュタグも。 2016年には、射撃場のボランティアとしてリオ五輪に参加したアドリアナ選手。 自身のインスタグラムでは「この素晴らしいパーティーにボランティアとして参加させてもらえた人生に感謝しています。」というコメントも。さらに、「すごく衝撃的な経験でした。これが私の進むべき道だ、と思ったのです。」と、“射撃での五輪出場”という目標を持ったきっかけにもなったことを後に振り返っています。 その後、2021年の東京五輪には、念願の選手として初出場を果たします。 結果は26位でしたが、今度は“さらに順位を上げたい”という野望が。 そしてとうとう、今回のパリ五輪でグアテマラ史上3個目、さらに初となる金メダルを獲得するに至ったのです。 体操での挫折を経験しながらも、新たな「射撃との出会い」を大切にし、見事グアテマラのスポーツ史に名を刻んだアドリアナ選手。 この投稿をみた人々からは、「まるで映画のようなストーリー」「すごく良い刺激を与えてくれた」「彼女はまさに国民的ヒロインだ」と称賛の声が寄せられています。
めざましmedia編集部