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通天閣のネオン点灯再開 地元住民ら「やっぱり光ってないと街が寂しい」

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通天閣のネオン点灯再開 地元住民ら「やっぱり光ってないと街が寂しい」 報告・撮影:柳曽文隆 一部映像提供:イーゼル芸術工房・竹下壽晃

 今年9月4日、近畿地方に近づいた台風21号の強風による被害でネオンを消灯していた通天閣(大阪市浪速区)が1日夜、約2か月ぶりにネオン点灯を再開した。通行人らは久しぶりに輝く通天閣をみて「やっぱり夜は光ってないと街が寂しいですね。点灯して良かった」と話し、多くの観光客が写真撮影を楽しんでいた。 【写真特集】色鮮やかに「通天閣」約2か月ぶりにネオン点灯

風雨で壊れたLEDビジョンも復活

 通天閣を運営する通天閣観光の高井隆光副社長によると、台風の強風により、ネオンに飛来物が当たるなどして損傷。後に確認すると損傷箇所は28か所にのぼり、ネオンの点灯を控えた。  今回、デジタルや針の時計を表示しているLEDビジョンが、強い風雨で多量の水が入り込み、表示することができなくなったり、てっぺんに設置している「光の天気予報」は、損傷のため正しく色を表示することができなくなるなどの被害を受けた。

約2か月ぶりの輝きに、地元住民や観光客らも喜びの表情

 また、ネオンのメンテナンスを行う専門業者は、各地で発生した大型看板や交通標識など被害の修理に追われ、緊急性を含むものも多いことから、通天閣側は「それらの工事が落ち着いてから、うちの修理をしてください」と伝えていたため、再点灯までに時間を要した。  この消灯期間には、日に数本の割合で「まだ点灯は再開しないのか」「いつも天気予報をみているので困る」といった問い合わせが通天閣観光に入っていた。しかし、約2か月ぶりの輝きに、地元住民や観光客らも喜びの表情を浮かべていた。

新世界関係者「夜もにぎやかになるのは間違いありません」

 点灯の様子を近くから眺めていた大阪市西成区の国領翔太さん(32)は「新世界で俥天力という人力車の俥夫をしていますが、ネオンが点灯していないだけで多くの観光客がガッカリしていました。これでまた、夜もにぎやかになるのは間違いありません。明日からまた頑張って曳きます」とうれしそうに話していた。  また、大阪市浪速区の飲食店に勤務する男性(56)は「やっぱり夜は光ってないと街が寂しいですね。ここ2か月は通天閣のネオンがいかにありがたいものかを感じていた。観光客も消灯していて残念がっていたので、さらに楽しんでもらえるのでは」と話していた。  高井副社長は「11月中旬の再点灯を予定していましたが、業者さんの尽力もあり11月1日、1並びに復活できました。『天気予報ネオンはまだ点灯しないのか』と問い合わせをたくさん頂き、インターネットの時代でも通天閣は地域のみなさんに見ていただいているんだと改めて思いました。本当にありがとうございます」と話していた。  ネオン点灯は日没の15分前から午後11時5分までとなっている。

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