【FRF '24】2日目はクラフトワークの爆音テクノ、感情を大爆発させたガール・イン・レッド、魅惑のグラス・ビームスが揺らすフロアで大盛況
2024年7月26日~28日にかけて新潟県・苗場スキー場で国内最大級の野外音楽イベント【FUJI ROCK FESTIVAL '24】が開催中。2日目となる27日も心地良い風が吹く快晴が続き、多くの音楽ファンが苗場の山々に響く音楽を楽しんだ。 その他の画像 フジロック最大の動員数となるステージ<GREEN STAGE>はデビュー35年目を迎えたTOKYO SKA PARADISE ORCHESTRAで賑やかな幕開け。この日は映画『THE FIRST SLAM DUNK』のエンディング主題歌「第ゼロ感」が話題の10-FEET、究極の生命体バンドであるMAN WITH A MISSIONといった国内フェス常連アーティストが登場した。 世界中の音楽ファンから注目を集める、フジロック初出演の摩訶不思議な3ピース・バンド、グラス・ビームスは、東洋と西洋を融合した魅惑的なサウンドで屋内ステージ<RED MARQUEE>を揺らした。また、米シカゴの活気あるラップシーンからノーネームもヒップホップバンドをバックに力強いパフォーマンスを披露。 夕暮れ時にはポーティスヘッドのボーカリストとして知られるベス・ギボンズが降臨。高い技術を持ったバンドがアンビエントなサウンドを鳴らし、まさかの「Roads」披露にファン歓喜のシーンも。<WHITE STAGE>ではノルウェー出身のシンガー・ソングライター、ガール・イン・レッドがステージ上を飛び回るエネルギッシュなステージで、エモーションを大爆発させていた。 2日目のヘッドライナーはドイツが生んだ偉大なるテクノ・マエストロ、クラフトワークだ。黙々とヒット曲を最大音量で放つメンバーたち。最小限の照明ながらエッジの効いた映像が音とリンクしながらスクリーンに映し出されるたびに歓声があがる。故・坂本龍一への追悼コーナーもあり、そのメッセージ性の強さでもオーディエンスの心を揺らした。ミニマルでカラフルな極彩色の爆音テクノが苗場の大自然に広がり、2日目を締め括った。 なお、行きたくても行けない人には、フジロックのメイン4ステージで行われているアーティスト・パフォーマンスおよび出演アーティストのインタビュー動画などが、全世界に向けてPrime VideoとTwitchのAmazon Music公式3チャンネルにて無料でライブ配信されている。配信アーティストは、フジロックの公式サイトやSNSで確認できる。 ◎公演情報 【FUJI ROCK FESTIVAL '24】 期間:2024年7月26日(金)、27日(土)、28日(日) 会場:新潟県 湯沢町 苗場スキー場 INFO:FUJI ROCK FESTIVAL