【高校野球】決勝は関東第一vs京都国際 初優勝を飾るのは? 神村学園&青森山田はあと一歩届かず
◇第106回全国高等学校野球選手権大会 準決勝(21日、甲子園球場) 4強が激突した夏の甲子園。準決勝の第1試合では、神村学園(鹿児島)-関東第一(東東京)、第2試合では京都国際(京都)-青森山田(青森)の試合が行われました。 【一覧】夏の甲子園 今大会のベスト8 第1試合で先制したのは神村学園。4回2アウト2塁から6番上川床勇希選手のセンター前へのタイムリー安打で1点を奪います。それでも試合を制したのは、関東第一。ここまで抑えられていた神村学園の今村拓未投手から7回1アウト2塁のチャンスを作り出します。ここから7番熊谷俊乃介選手のタイムリー2塁打で同点。さらにその後、神村学園のエラーで勝ち越しに成功しました。関東第一は先発の大後武尊投手が5回1失点、2番手の坂井遼投手が4回無失点の好投。神村学園に反撃を許しませんでした。 第2試合では初回から試合が動く展開。京都国際の先発・中崎琉生投手が制球に苦しむ中、青森山田の4番原田純希選手のタイムリー2塁打、5番吉川勇大選手の犠牲フライで2点を奪います。2点を追いかける京都国際は、6回に反撃。1アウト満塁のチャンスを作ると、5番長谷川颯選手の2点タイムリー安打で同点。さらに6番服部颯舞選手のピッチャーゴロの間に勝ち越しのホームイン。京都国際は先発の中崎投手が4回2失点、2番手・西村一毅投手が、チェンジアップで青森打線を翻弄(ほんろう)。5回から5イニングを無失点に抑え、得点を許しませんでした。 決勝は中1日を挟み、23日(金)午前10時に開催。関東第一は1987年春以来の決勝進出で、夏の甲子園は初めての決勝進出。京都国際は春夏通じて初の決勝進出。どちらが勝っても初の甲子園制覇となります。 【日程】 ▽21日〈準決勝〉 関東第一 2-1 神村学園 京都国際 3-2 青森山田 ▽23日〈決勝〉午前10時00分~ 関東第一 - 京都国際