庄司浩平、斎藤一は「“黒子”という言葉がぴったり」役作りに活きたモデル経験
■『君ゆき』キャストの面白エピソード 面白いメンバーといえば、やっぱり(羽谷)勝太(南無之介役)かな。僕にはないキラキラしたまぶしさを持っている、太陽みたいな存在です。僕は南無之介役・新之丞役をめぐってオーディションを受けましたが、今はもう、南無之介は完全に勝太の役だなと思います。一緒にいて安心できる人でありながら、真面目に話しているときもなぜか面白い、天性の魅力を持っています。 ■『君ゆき』に活きている経験 お芝居のキャリアは『魔進戦隊キラメイジャー』(20~21年 テレビ朝日)で始まったので、今も活きている部分があるなと感じます。ただ今回の斎藤に関しては、実はモデルの経験が役に立っていて。ランウェイを歩くモデルは、自分が主役ではなくて、服を美しく見せるため、ブランドの世界観を表現するために、いかに動くマネキンになれるかが求められます。言葉がなくても、自分の感情や思いを表情や動きで表現するところは、斎藤のキャラクター作りに通ずるところがあります。
■庄司浩平 1999年10月28日生まれ、東京都出身。2020年『魔進戦隊キラメイジャー』でテレビドラマ初出演を果たす。2022年『Yohji Yamamoto POUR HOMME 22-23AW COLLECTION』でパリコレデビュー。出演作に、ドラマ『絶対BLになる世界VS絶対BLになりたくない男 シーズン2』、『サワコ ~それは、果てなき復讐』、『愛の掛け惨』など。NHK Eテレ『NHK 俳句』にレギュラー出演中。
八木ひろか