男性を暴行し死亡させた罪 64歳男の弁護側が一部無罪を主張「傷害致死に至った犯行は共謀したのか疑問」
富山テレビ放送
会社の役員を暴行して死亡させた罪に問われている男の初公判が2日開かれ、男の弁護側は共謀したとはいえないとして一部、無罪を主張しました。 傷害致死と傷害、暴行の罪に問われているのは、富山市の無職、木幡直樹被告(64)です。 起訴状などによりますと、木幡被告は一昨年1月から2月の間、同じ会社の役員だった宮入強司さん(当時51)に、会社の事務所などで仕事の制裁として竹刀で殴ったり、別の会社員と共謀し踏みつけるなどして骨折などのケガを負わせ、外傷性ショックで死亡させたなどとされています。 2日の初公判で木幡被告は「間違いありません」と起訴内容を認めましたが、弁護側は「傷害致死に至った3度目の犯行は共謀したのか疑問が残る」と主張し、傷害致死については無罪を訴えました。 裁判は19日に判決が言い渡されます。
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