トッテナムがヴェルナーの期限付き移籍延長発表…来夏の17億円での買取オプション付帯
トッテナムは、ティモ・ヴェルナーの期限付き移籍延長を発表した。 2016年に加入したRBライプツィヒで大きな活躍を残したヴェルナーは、2020年にチェルシーに4500万ポンド(約90億円)の移籍金で加入。チャンピオンズリーグ制覇などを成し遂げた同選手だが、期待されていたほどの活躍ができず、この移籍には“失敗”の烙印が押され、2022年に半額以下の金額で古巣に帰還した。 古巣で2シーズン目を迎えた今シーズン、ヴェルナーはシャビ・シモンズやロイス・オペンダといった新戦力に定位置を奪われ、公式戦14試合で2ゴールを記録したのみ。これを受け、今冬の移籍市場で攻撃陣の補強を目指していたトッテナムが同選手を半年間の期限付きで獲得していた。 ソン・フンミンが韓国代表としてアジアカップに参戦し、デヤン・クルゼフスキが負傷で離脱していたチームの中でヴェルナーは加入直後からアンジェ・ポステコグルー監督の主力に定着。半年間で公式戦14試合で2ゴール3アシストを記録した。 当初の契約ではヴェルナーは今シーズン終了後にライプツィヒへと帰還する予定だったが、トッテナムが期限付き移籍延長を目指していることがわかっていた。両クラブの交渉は順調に進み、28日にトッテナムは2024-25シーズン終了までの期限付き移籍でドイツ人ウィンガーと再契約を結んだことを発表した。 なお、イギリス『BBC』によると、当初の期限付き移籍には今夏の1500万ポンド(約30億円)での買取オプションが付帯していたものの、来夏の買取金額は850万ポンド(約17億円)へと引き下げられたようだ。