長山洋子、新曲は6年ぶり津軽三味線立ち弾き「これが長山洋子のスタイルだ!と。見てもらいたい」
歌手生活40周年を迎えた歌手の長山洋子が18日、東京・六本木のハードロックカフェ東京で新シングル「白神山地」(19日発売)の発売イベントを行った。 人気曲「じょんから女節」に代表される太棹(ざお)の津軽三味線による立ち弾き楽曲。明るく軽快なメロディーに乗せ、力強く情熱的に生き抜く女性を描いた。「じょんから―」と同じ作詞・鈴木紀代氏、作曲・西つよし氏のコンビ。伊戸のりお氏が編曲を手がけた。 「じょっぱり よされ」(2018年)以来、6年ぶりの立ち弾きスタイルのナンバー。長山は「長山洋子と言えば、立ち弾きの津軽三味線のイメージが強いと思う。“これが長山洋子の立ち弾きスタイルだ!”というのを、もう一度見てもらいたいです」。作品の舞台で世界遺産の白神山地には「まだ行っていない。コンサートでは青森、秋田(の近い地域)には行ったんですが」と説明。「担当ディレクターが奥さまと2人で旅をされて、そこでイメージが湧いたみたいで曲ができたんです。(私も)雪が積もる前に、行きたい方を集って行ってみたい。ブナ林を見たいですね」と話した。 スタッフが運営する自身のSNSには、アジア圏からの反響が多い。「海を越えて、少しでも世界の人に見てほしいというのがあります。(2013年に)ニューヨークのカーネギー・ホール(で歌ったこと)が忘れられない。もう1度、ニューヨークでやりたいです」 この日は、最も来日ミュージシャンが訪れる店として、数多くの伝説を誇るハードロックカフェ東京でのイベント開催。「メチャクチャ気持ち良かったです。カーネギー・ホールでやった時、(ギタリストの)ジミ・ヘンドリックスみたいだね、ロックだねと言われたんです! この場所で歌えるなんて全く想像していなかった」と笑みが絶えなかった。
報知新聞社