一色洋平・小沢道成、8年ぶりの二人芝居「漸近線、重なれ」スタート
「一色洋平×小沢道成『漸近線、重なれ』」が、本日4月1日に東京・新宿シアタートップスで開幕する。 【舞台写真】一色洋平×小沢道成「漸近線、重なれ」より。 「漸近線、重なれ」は、一色洋平と小沢道成が演出・美術を担い、自ら出演する二人芝居。同作では、住人たちが次々と入れ替わるアパートの4月の様子が、数年にわたって描かれる。また、脚本に須貝英、音楽にオレノグラフィティがクレジットされている。 開幕に際し、一色は「8年ぶりの小沢くんとの企画。テイスト的に落ち着いた一作になるかと思いきやとんでもない。結果、むしろこれまでの2作よりも遊ばせて頂く形となりました。舞台上で、舞台裏で、はたまた舞台下で大変忙しくしております。須貝英さんの脚本、オレノグラフィティさんの音楽、小沢道成くんをリーダーに据えた演出、舞台中央でほぼ動かない僕。最新作は目まぐるしくも愉快に、温かくも残酷に4月を積み重ねていく物語です」とコメント。 小沢は「お互いの進化したものと、変わらないものの良さを感じながらの創作時間でした。別々の場所にいたはずなのに、同じ時間をずっと過ごしてきたような不思議な感覚です。数年に渡っての“春”を描く今作。懐かしさと、久しぶりに再会した時の喜びや揺れ動く感情を抱きながらも、演劇の遊びをふんだんに駆使してお贈りいたします。今まさに、舞台美術が建って光と音が合わさり、劇場とチームの凄さを目の当たりにしています。是非、劇場でご覧ください。お待ちしています」と観客にメッセージを送った。 公演は4月7日まで。なお、小沢による企画・EPOCH MANの公式YouTubeチャンネルでは、一色と小沢の共演作「谺は決して吼えない」「巣穴で祈る遭難者」が7日まで期間限定で配信されている。 ■ 一色洋平×小沢道成「漸近線、重なれ」 2024年4月1日(月)~2024年4月7日(日) 東京都 新宿シアタートップス □ スタッフ 脚本:須貝英 演出・美術:小沢道成 / 一色洋平 音楽:オレノグラフィティ □ 出演 一色洋平 / 小沢道成