東都は東洋大が輝く3連覇。エースの上茶谷は制球が見事。目指せ! 大先輩の松沼雅之を!【おんりい・いえすたでい】
文=大内隆雄
春の東都大学リーグ戦は、東洋大の3連覇で幕を閉じ、東洋大はいま大学選手権を戦っているが、優勝を決めた亜大3回戦(5月31日)を見た。秋のドラフトでの1位候補、東洋大・上茶谷大河投手(京都学園高)をチェックしたかったからである。上茶谷は3連投にもかかわらず、前日同様6回を無失点。ホトホト感心したのは、高めへの抜け球がほとんどないことだ。さすがに疲れからか直球のMAXは145キロ程度だったが、どのボールも徹底的に低めにコントロールされるから被安打わずかに1。7回からはいつもどおり甲斐野央(東洋大姫路高)が速球で締めたが、こちらもドラ1候補であることに間違いない。 スタンドにはOBの松沼雅之さん(元西武)の顔もあった。東洋大のVがかかった試合・・・
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週刊ベースボール