他球団も垂涎!? パ・リーグの現役ドラフト注目投手(4)ロッテの“有力候補”は…?
日本野球機構(NPB)は、12月9日に2024年度の現役ドラフトを開催する。同制度は各球団2人以上の対象選手を選出し、必ず1人以上指名する見込み。移籍の活性化により、出場機会に恵まれていない選手の新天地での活躍が期待される。ここでは、今年の現役ドラフトで特に注目したいパシフィック・リーグの投手を紹介する。
二木康太
投打:右投右打 身長/体重:190cm/85kg 生年月日:1995年8月1日 経歴:鹿児島情報高 ドラフト:2013年ドラフト6位 開幕投手を任された実績もある二木康太だが、直近2年は悔しいシーズンを過ごしており、立場が危うくなっている。 鹿児島情報高校では、1年秋からエースとして活躍。3年時にはプロ注目の存在となり、2013年ドラフト6位で千葉ロッテマリーンズに入団した。 高卒2年目の2015年に一軍デビューを果たすと、2017年には23試合に登板。7勝9敗と負け越したものの、規定投球回をクリアして防御率3.39をマークした。 2020年は9勝を記録すると、翌2021年には開幕投手に抜擢。次期エースとして期待されたが、同年は22試合登板で5勝7敗、防御率4.38と数字を落とした。 さらに、2022年は2勝にとどまると、昨季は度重なる故障に苦しみ、一軍登板ゼロに終わった。 今季はファームでリリーフに挑戦するなど試行錯誤を重ねたが、19試合登板で防御率3.62というアピール不足に終わり、2年連続で一軍登板を果たせなかった。 先発ローテーションを守り抜いた実績のある右腕だけに、現役ドラフトの対象となれば、注目の存在となりそうだ。
ベースボールチャンネル編集部