【九州大学サウナ部】サウナを研究/伊都の天然地下水 伊都の湯どころ(福岡県糸島市泊)
”ととのう”とはサウナでの専門用語。サウナのあと、水風呂に入り、休憩をする…これを3回ほど繰り返すことで訪れる”快感”の状態のことを言います。「totonoimap」では温泉大国九州の魅力ある様々なサウナを紹介していきます。
「九州大学サウナ部員の熱波」に「人気アウフギーサーの熱波」を体験!!
福岡市内から車で約30分、福岡県糸島市にある温浴施設「伊都の湯どころ」。広々とした大浴場や露天風呂に加え天然水をナノサイズにしたマイクロミストサウナや暗めなメディテーションサウナ、ドライサウナの3種類のサウナが完備されています。 こちらのサウナで毎週金曜日に熱波師として活動を行っているのが九州大学サウナ部です。新型コロナウイルスの影響で学校がオンライン授業になり、よりどころがない中、居場所を作ってくれたのがサウナなのだそう。熱波師として活動する傍ら「サウナ瞑想や呼吸法を実践し、ストレスは下がるのか」といったサウナの研究を行っています。 2022年には部員の岡澤隆祐さんが医師監修のもと研究した論文で、日本サウナ学会の奨励賞を受賞。さらに大学院で行った制作研究では、アジアデジタルアート大賞展の優秀賞と福岡市長賞を受賞。自ら作った映像にアウフグースの振り付けを合わせることで可視化し、サウナ室がエンターテインメント空間に昇華しました。ドライサウナでは、部員のはるきさんとともかさんによる熱波を体験!しなやかさや個性・演目の違いを感じられ、特別な時間を過ごすことができました。 学生に熱波を教えるりゅーきイケダさんの熱波も体験!ファンが集まるほど人気のりゅーきイケダさんは日本トップクラスのアウフギーサーで、アウフグースチャンピオンシップジャパン2022で2位を獲得。さらにオランダで行われたタオルテクニックや、アロマのたかせ方などを競うアウフグース世界大会に日本代表として出場しました。りゅーきイケダさんが行ったロウリュにはゼラニウムという花のアロマ水が使用されていて、花畑にいるような感覚になるんだとか。目の前から塊で来る熱波や上から降りてくる蒸気など、タオルと体が一心同体になり生み出された熱波を全身で楽しむことができます。 体が温まった後は「伊都の湯どころ」名物の水風呂へ。水温は約17℃で、伊都の天然水が使われています。アウフグースを受けると体の芯まで温まるため、ととのい方が違うのだそう。室内での内気浴でリラックスして、ととのい完了です!