【長崎】野母崎で軍艦大作戦 雨で中止も大満足
長崎市で軍艦巻きを並べてギネス世界記録を目指すイベントが企画され、3日開催日を迎えましたが、強風の影響で中止となりました。それでも子どもたちは大満足。長崎の魚のおいしさを思う存分味わいました。 【写真】【長崎】野母崎で軍艦大作戦 雨で中止も大満足
世界遺産の軍艦島が綺麗に見える海水浴場、長崎市高浜町にある高浜アイランド。海岸に目を向けると見慣れない光景が…それは…?奥までずらりと並んだ軍艦巻き。漁業が盛んな長崎の魚で作るお寿司のおいしさを世界に発信しようと、長崎市葉山の寿司店「握りのはやし」と株式会社長崎百景の代表取締役赤木幸仁さん(39)が共同で企画したイベント「軍艦大作戦」。並べられた軍艦巻きは、『世界一長い寿司』として2015年にギネス世界記録に登録された富山県の「ます寿司」5347個、長さ437.02メートルを更新するために用意されました。1万貫の軍艦巻きで、軍艦島の長さと同じ480メートルを目指します。イベントには県内外から約200人の参加者が集まりました。午前2時からボランティア約40人がテーブルや軍艦巻きを並べ準備万端…のはずが、前日、県内に大雨をもたらした悪天候の影響が尾を引き、海岸には強風が…。安全面を考慮してイベントは中止となりました。それでも、集まった子どもたちにおいしいお寿司を食べてもらおうと、屋内で本マグロを使った軍艦巻作りが行われました。3日前に五島で水揚げされた本マグロ。脂の乗りも抜群です!子どもたちが作った約1200貫の軍艦巻きを外のテーブルに並べていきます。そして青空の下いざ実食! 参加者:「(イベント中止は)悲しいけど、みんなでおいしいお寿司を食べられてうれしいです」 握りのはやし・林健一代表:「(イベントを中止して)来ていただいた方には申し訳ないなという気持ちが一番、何かこの皆さんを招待できる機会を作れたらいいなと思っています」 ギネス記録更新はなりませんでしたが、集まった子どもたちは、おいしい軍艦巻きをみんなと仲良くお腹いっぱい食べて、笑顔あふれるイベントとなりました。残った軍艦巻きはスタッフやボランティア総勢130人が持ち帰り、おいしく頂いたそうです。
NCC長崎文化放送