BMW M3に最後のMT車「MTファイナル・エディション」が登場! 150台限定で1420万円!
ビー・エム・ダブリューは3月13日、BMW M3にMT(マニュアルトランスミッション)を搭載した限定車「M3 MT Final Edition(エムスリー・エムティー・ファイナル・エディション)」の注文の受付を、同日より3月27日午後11:59まで、注文受付専用ウェブサイト上限定にて実施すると発表した。日本国内において150台限定での導入となり、注文数が限定台数を上回った場合は、厳正な抽選により5月終わりまでに当選者を決定。税込車両価格は1420万円で、ハンドル位置は右。納車開始は第2四半期以降の予定だ。なお、この限定車はMTを搭載する最後のM3となる。
専用のゴールド塗装のホイールや赤いアクセントを施したシートなど、DTMでM3が初優勝した際のドライバーであるロベルト・ラバリア選手のドライブしたレーシングマシンを彷彿とさせる仕上げが特徴
BMW M社が開発する高性能マシンMモデルには、2つのカテゴリーがある。ひとつはサーキットでの本格的な走行を可能としたMハイパフォーマンスモデル、そしてもうひとつはサーキットで培われた技術を余すことなく取り入れ走行性能を高めたMパフォーマンスモデルだ。今回発表の限定車「M3 MTファイナル・エディション」は、Mハイパフォーマンスモデルに位置付けられる。 M3は、サーキットなどで圧倒的な走行性能を発揮できるハイパフォーマンスモデルでありながら、4ドアモデルとして日常走行での実用性を高次元で融合させたドライビングマシン。DTM(ドイツ・ツーリングカー選手権)においてM3が初優勝を飾ってから35周年を記念して作成されるこの限定車「M3 MTファイナル・エディション」は、通常にはラインナップされていないMTを搭載した右ハンドル仕様であると同時に、専用のゴールド塗装のホイールや、専用の赤いアクセントを施したシートなど、DTMにおいてM3が初優勝した際のドライバーであるロベルト・ラバリア選手のドライブしたレーシングマシンを彷彿とさせるモデルに仕上げられている。 このMTファイナル・エディションには、480ps/550Nmを発する3.0l直列6気筒ツインターボエンジンと、6速MTを搭載する。 ボディカラーはアルピン・ホワイト、ブラック・サファイア(メタリック)、Mブルックリン・グレー(メタリック)の3色で、それぞれ50台、計150台限定で販売される。 ●BMW M3 MT Final Edition注文受付専用ウェブサイト ●BMW「M3 MTファイナル・エディション」主要装備・仕様 【エクステリア】 ・BMWレーザーライト + ハイビームアシスト ★アコースティック・ガラス ★サンプロテクション・ガラス ・Mカーボン・ルーフ ・Mハイグロスシャドウライン+Mハイグロス・シャドウライン・エクステンデッド・コンテンツ(サイドミラーキャップ、リヤスポイラー、テールパイプがブラックとなる) ★フロント19インチ/リヤ20インチ鍛造826M ゴールド・ブロンズ/M コンパウンドブレーキ(レッド) 【インテリア】 ・Mスポーツシート(レザーメリノブラック+★レッドアクセント) ・Mカーボントリム(ステアリングホイールスポーク含む) ★Harman/Kardonサラウンドサウンドシステム ★専用ロゴ入りサイドシル ★パーキングアシストプラス(縦列駐車機能は装備されない) ★Mシートベルト ★M Driveプロフェッショナル ※★は特別装備
MotorFan編集部
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