あおぞら銀社長に大見氏 業績予想280億円赤字
あおぞら銀行は1日、大見秀人副社長(58)が社長に昇格する人事を発表した。4月1日付。谷川啓社長(61)は取締役執行役員となり、6月25日の株主総会で退任する。経営体制を刷新して若返りを図る。 2024年3月期の連結純損益予想を、従来の240億円の黒字から280億円の赤字(前期は87億円の黒字)に下方修正したことも発表した。米商業用不動産向けの融資に関する追加引き当てや、外国債券の評価損などが要因。リーマン・ショックで2425億円の赤字を計上した09年3月期以来、15年ぶりの赤字となる。