南国・農業県の宮崎で雪のようにキラキラ輝くのは…国富町の冬の風物詩
テレビ宮崎
寒さが厳しくなる中、宮崎県国富町では、冬の風物詩となっている農作業が始まりました。 (今栖那菜 記者) 「一面に広がる雪景色。太陽の光に照らされてキラキラと輝いています。…実はこれ、千切り大根なんです。」 千切り大根の生産量が全国有数の国富町。 福田誠さんの畑では、9日から切り干し大根の作業が始まり、機械で細かくスライスされた大根が、長さおよそ50メートルの棚に次々と吹き付けられました。 千切り大根は、九州山地から吹き降ろす冷たい風にさらされ、2日も経たないうちに出荷できる状態になります。 今シーズンは、作付け時期の9月に雨が続いた影響などで、大根の成長が遅れ出荷量は例年を下回る見込みだということです。 (福田誠さん) 「『千切りはやっぱり宮崎が一番美味しいね。』という感じで『こんな千切り初めて食べた!』と言われるような千切りを一生懸命作っているところです。」 国富町の千切り大根づくりは、来年2月頃まで続きます。
テレビ宮崎