入院中の子供たちに笑顔 西山喜久恵アナと「きょうのわんこ」挑戦 富山大付属病院 ハーティープロジェクト
産経新聞とフジテレビ、国内外の心臓病の子供たちを救う「あけみちゃん基金」(産経新聞厚生文化事業団運営)は10日、産経新聞創刊90周年記念事業「ハーティープロジェクト」を富山大学付属病院(富山市)で行いました。入院中の子供たちに楽しい時間を過ごしてほしいと始まった企画の第5弾。フジテレビアナウンサーとのふれあいに、子供たちの笑顔があふれました。 院内のプレイルームに集まってくれたのは、心臓病や小児がんなどと闘う2~15歳の11人。このほか、病室からも3歳と7歳の2人がオンラインで参加してくれました。 この日行われたのは、〝アナウンサー先生〟が言葉を通したコミュニケーションの授業を行うという、フジテレビの社会貢献活動「あなせん」のプログラムをベースにした読み方・話し方教室。 先生役を務めたのは、フジテレビの朝の情報番組「めざましテレビ」の人気コーナー「きょうのわんこ」のナレーションを担当する西山喜久恵アナウンサーです。まず、東京・お台場にあるフジテレビ本社ビルから、社会貢献担当のスタッフがオンラインで生中継。大型モニターにフジテレビの外観が映し出されると、子供たちは興味津々で見入っていました。 みんなの緊張をほぐす西山アナとの〝めざましじゃんけん〟では、まさかの西山アナの1人勝ち。「先生はチョキを出します!」とヒントをもらい、仕切り直してもう1回。子供たち全員がグーを出し、場が和む一幕もありました。 その後、難しい発声練習に挑戦。「ばらばりばるばればろ」と早口で実演する西山アナの姿に、みんなの目はくぎ付け。西山アナを見習って、一生懸命練習しました。 続いて、個性的なわんこたちを紹介する「きょうのわんこ」のナレーションを実践。西山アナがお手本を披露し、「やってみたい人は」と呼びかけると、次々と手を挙げて積極的に挑戦してくれました。 西山アナから「みんなすごく上手だったね」とほめられ、授業は終了。見守っていた保護者も交え、笑顔で記念撮影です。子供たちは「面白かった」「ナレーションが難しかった」と充実した表情で話してくれました。 ■「子供たちの声、周囲を幸せに」西山喜久恵アナ