見たいWebページが「404 Not Found エラー」元のページ内容を見る方法があるって知ってた?
筆者が実践している「すでに存在しないWebページ」へのリンクの探し方の例
活用術をいくつかご紹介しましたが、その目当てのWebページのURL自体がすでに消失している場合があります。すると元のページをWayback Machineなどで見るにも、そのドメインがもう分からないということもあるでしょう。 そこで筆者が実践しているリンク自体の探し方をご紹介します。 ■リンク集を辿る
筆者がよく実践しているのは「リンク集」を辿るというもの。90年代から2000年代ごろは検索エンジンの性能が十分ではなかったため、高品質なWebサイト同士は「相互リンク」で繋がったり「リンク集」を通じて繋がっているケースがよくありました。 その名残で、目当てのWebサイトが掲載されていた「リンク集」を探すと、すでに存在しないWebページへのリンクが残っており、そのリンクをWayback Machineで検索すると閲覧できる場合があります。 たとえば1990年代にJリーグで人気チームだった「横浜フリューゲルス」の公式ホームページは2024年現在、現存しません。しかし、サポーターの方が運営していたリンク集を辿ると当時の公式サイトのURLが比較的簡単に特定可能です。 ちなみに当時の公式サイトのURLは、以下の通りです。 ・http://www.ananet.or.jp/flugels/ そのURLをWayback Machineで検索すれば、閲覧できます。
■2ちゃんねる(現:5ちゃんねる)の過去ログを検索する 2ちゃんねる(現:5ちゃんねる)は、言わずと知れた日本最大級の匿名掲示板です。 長きにわたって運営されてきたため、90年代から今日に至るまで非常に多岐に渡るトピックスのログが残っており、スレッドの過去ログの検索機能も様々な形で提供されています。 そのため、調べたいトピックスに関する過去ログを検索すれば、匿名の書き込みの中から消えたサイトのURLを特定できる場合があります。