若手集団スペイン代表に1985年生まれの大ベテランがいる EURO2012制覇を知るJ・ナバスの存在感
今季もセビージャでフル稼働
15日、スペイン代表は今月22日に行うコロンビア、26日のブラジルとの親善試合へ向けたメンバーを発表した。 やはり注目は若手の存在で、バルセロナでブレイクする17歳のDFパウ・クバルシも招集。同じバルセロナからはFWラミン・ヤマルも招集されていて、EURO2024本番へ向けて彼ら若手のフィットは重要となる。 その一方で、ベテランの存在も見逃せない。今回のメンバーには、セビージャから38歳のDFヘスス・ナバスも招集を受けている。クバルシが2007年生まれなのに対し、ナバスは1985年生まれの選手だ。1980年代生まれの選手で召集されているのはナバスだけで、2010ワールドカップ、EURO2012制覇を経験してきた大ベテランの経験値は貴重だ。 今季セビージャは残留争いに巻き込まれていて、ナバスも怪我で離脱していた期間があった。それでもキャプテンマークを巻いて29試合を戦っていて、スペイン『as』は若手のようにコンディションが良いと今季のパフォーマンスを高く評価している。 セビージャとの契約は今季限りとなっていて、今のところ契約が延長されるかは分からない。しかし同メディアはスペイン代表としてEURO2024へ参戦する可能性が高いと見ており、重要戦力としてドイツへ向かうことになりそうだ。
構成/ザ・ワールド編集部